ボツリヌストキシン治療
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咬筋 ボツリヌス治療とは?
筋の働きを緩和する薬剤を咬筋に注入して緊張をほぐし、噛む力や食いしばりの力を軽減させてあげる治療です。
咬筋とは?
「咀嚼筋」の1つで、歯を食いしばった時に顎の外側で硬くなる筋肉です。硬いものをかみ砕くときに働きます。

どんな方に有効な治療?
- 就寝時の歯ぎしりや食いしばり
- 集中時の食いしばり
- 顎の痛み、顎関節症
- 食いしばりで起こる肩こりや頭痛
- 歯ぎしりによる歯のすり減り
- 咬筋の肥大(エラ張り)
- 知覚過敏
- 詰め物や被せ物がよく取れたり割れたりする
➡噛む力に関係する咬筋の緊張や働きを和らげることによって、
歯ぎしりや食いしばりなどの様々な症状の緩和・改善が期待できます。

治療のメリット・デメリット
メリット
- 施術時間が短い(20分程度)
- 施術時の痛みが少ない
- 施術後の大きな腫れや痛みが少ない
- 小顔効果がある
- ナイトガードが苦手な方も簡単に治療できる
デメリット
- 保険適用外のため自費診療
- 効果を実感するには少し時間がかかる(数日~1,2週間)
- 効果は3~6カ月程度で個人差があり、永続的ではない
- 固いものが一時的に噛みづらくなる
当院が使用する治療薬
当院ではボツリヌス治療薬として韓国のMedytox社が開発した「CORETOX」を使用しています。
従来のボツリヌストキシンは、繰り返し治療を受けることで抗体ができ、効果が減弱してしまう可能性がありました。しかし、当院で使用するコアトックスは耐性の原因となる複合タンパク質を完全に排除している為、繰り返し使用しても効果が変わらず、本来の優れた効果を長く維持することができます。
また、ヒト血清アルブミンおよび動物由来物質を完全に排除し、アレルギー反応や副作用などのリスクを最小限に抑えた安全性の高い製剤です。
咬筋ボツリヌス治療の流れ
歯科医師による診察
咬筋ボツリヌス治療の適応か歯科医師が診察(問診・触診など)します。治療が可能な場合はより詳しいボツリヌス治療の説明をさせていただきます。治療についての了承をいただけましたら、同意書に署名をお願いします。

施術当日
- グッと噛みしめていただき、注射を行う3~5箇所のマーキングをします。
- 施術ギリギリまでしっかり注射箇所を冷やします。
- ボツリヌストキシンを注射し、また患部をしっかり冷やします。
- 施術時間は20分程度です。施術後は医師より改めて注意事項について説明させていただきます。

定期検診
ボツリヌストキシンの効果が切れるとされる3か月後に定期検診でお越しいただき、状態を確認させていただきます。ボツリヌストキシン治療は効果が薄れてきた際には繰り返し施術を行うことが可能です。
また、繰り返し施術を行うことにより、効果が長く続くことができます。
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